テーマ:絵画論

<絵画論記事のまとめ>

これまでの絵画論の記事のまとめです。 <<このblogの絵画論の説明・特徴>> 強く注意しておきますが、これらは芸術の話は含みません。 (重要な違いになります。) この絵画論は私の経験のもとに考えたことをまとめたに過ぎません。一般的にこういう「絵画論」という学問が存在しているわけではありません…
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絵画論番外編 日々のつぶやき4

注意 これは絵画に関する素朴な思いつき、つぶやきです。 つまり「ツイッター」と同じです。 実際のツイッターは苦手なので、 紙にメモしたものをいくつかまとめて公開します。 0084 絵は視覚に惑わされない様に見て 惑わす様に描く 0085 ぼんやりと焦点を合わさず絵を見ると その絵の真価が解る(と…
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絵画論その28 “ちぐはぐ立体”にご用心

▼ 世の中には様々な絵画の描き方があります。例えば同じ風景を描くにも、情緒的に描くのか、写実的に描くのか、さらに平面的に描くのか、立体的に描くのかなどがあります。 何かを写実的、立体的に描く場合、気をつけなければならないことがあります。それは「ちぐはぐ立体」です。(いつものように私が勝手に名づけました。)この概念はほとん…
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絵画論番外編 日々のつぶやき3

注意 これは絵画に関する素朴な思いつき、つぶやきです。 つまり「ツイッター」と同じです。 実際のツイッターは苦手なので、 紙にメモしたものをいくつかまとめて公開します。 0053 絵を鑑賞する時、目を細め光量を落として見てみる どんなに上手に描けている様な絵でも 細部がつぶれてベタっと平板に見えるものはダメ …
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絵画論番外編 日々のつぶやき2

注意 これは絵画に関する素朴な思いつき、つぶやきです。 つまり「ツイッター」と同じです。 実際のツイッターは苦手なので、 紙にメモしたものをいくつかまとめて公開します。 0027 見えている世界の全てのものは極小の立方体で構成され、 その角が自分の目の方向に向いていると意識する これが奥に傾いた面の見方 …
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絵画論番外編 日々のつぶやき1

「絵は理屈ではない」と言われる。 絵は絵であって言葉では語れないと言われる。 神学論争において いくら神を議論しても神に近づけないのと同じで 絵画論は無意味だとも言われる。 多くの絵描きは絵について語りたがらない。 わかったことの万分の一も実際に描くことが出来ない。 だから恥ずかしくて語れない。 偉そうに言っ…
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「展示空間いろは」完成

当美術研究所の棟続きの倉庫を画廊にして 絵画教室に通う皆さんの発表の場所にしたいと思い、 一年半前から一人でコツコツとリフォームをしてましたが 多くの方々のご援助のおかげで何とか完成といえる までになりました。材料は拾ったり、もらったり、使い回ししたりと 必要最小限の費用しか掛けなかったけれど、それが …
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松本美術研究所移転のお知らせ

昨年末、突然当研究所絵画教室が入っている 建物の取り壊しを告げられました。何事も良い兆しと考えて、 楽天的に引越し先を探していました。幸いにも多くの方々の 御好意で今の所のすぐ近くに素敵で面白い建物を借りることが 出来ました、そして今日(日付は変わってしまったが)4月2日 絵画教室を無事リニューアル…
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絵画論その27 形が先、色は後

私の絵画論は広い絵の世界の中の、ごく一部の絵に関する理屈を語っています。今回も「自分の体だけを使い、対象を直接観察し、実物の存在感を浮き立たせる絵」を中心とした話になります。 今回の主題は「色にとらわれてはいけない」です。これは私が生徒たちに絵を教えていて、特に気になっているところです。よくある「自分の感性で自由に描け…
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絵画論その27 明るさと目の自動機能

▼目の機能を意識する いきなりですが、皆さんは学生時代、絵の具で絵を描いていて「色が足りなくなった」と思ったことはないでしょうか。例えば植物が多い茂っているところや、単色の建物は、同じ色の部分がたくさんあって、少しずつ色を変えても足りなくなってくるものです。また、立体感のある光景をよく観察して描いても、全体がのっぺりした絵…
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絵画論その26 絵画にはワクが有る

絵画は長方形の枠(わく)の中に描かれます。 そんな枠の存在について語ってみます。 ▼区切る 風景画を描く場面を想像してみましょう。描くために、目の前に広がっている世界を直接観察します。ここで、首を動かせば空や足元を見ることができますし、体をひねれば後ろまで見ることができます。しかし、その広大な光景全てを、一枚の小さ…
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絵画論その25 偶然の取り扱い

「「絵」の世界は広く、種類も様々です。その中で「壁に飾って大勢の人に長年見てもらう」という目的の絵があり、ここではそれを「絵画」と呼んでいます。この目的を満たすためには、自由な絵の世界の中で、縛りや制限が必要となります。これは悪いことではなく、作品を作るための指針となったり、「決められた状況の中でいかに多様な技を発揮するか」という枠組み…
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絵画論その24 全体絵画の説明の続き

はじめに 前々回に説明絵画の話をしました。これは「もの」に注目して描く絵だと説明しました。「もの」とは何か。それは具体的に形のある一つのかたまりのことでした。(英語で言うobject?) それでは形がうつろな場合はどうでしょうか。例えば霧や虹、雲など、これらも「もの」なのでしょうか。絵画に限った話かもしれませんが、現象に注目して…
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絵画論23 「ものに注目しない」見方

前回は「普通」に描くとどうなるかということをお話しました。 今回は「それ以外の描き方もたくさんあるよ」ということについて話してみます。 ▼「もの」を見ている 私たちは普段「もの」を見ることで生活を営んでいます。具体的には、目の前のテーブルや携帯電話、コップ、テレビ…などです。この絵画論での「もの」は、目に見えて、色があ…
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絵画論その22 説明絵画 -普通の人が普通に描く絵の特徴-

今回は「説明絵画」と私が名づけた絵について話します。 ▼よくある描き方 みなさんは「絵を描いてください」と言われたとき、どのように描きますか?学校や趣味で、写生をしたことがあると思います。できるだけうまく描けるように、一所懸命工夫したことでしょう。実はこのとき、特別に絵を習っていない人達に共通して現れる、ある傾向がありま…
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絵画論その21 「転換」という発想

つい最近、絵に関して新たなことに気付きました。 それは、「絵とは別次元のものを平面に写すことである」です。たったこれだけですが私にとっては重要な大発見でした。長い間,絵に携わっていたのに気がつかなかったというのも不思議です。今回はこの話をしましょう。 ▼3次元から2次元への取捨選択 一般的な、被写体を眺めてキャ…
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絵画論その20の② 「絵」という言葉による混乱(後篇)

前半からの続き。 ▼別々の山 一般的に、目標を持つこと、向上心を持つことは良いことです。一所懸命続ければ、目標に少しは近づくからです。ただし、これはその道が目標にきちんと通じている場合に言えることです。 これまでの説明を聞いていて、「楽しんで描いているだけでも、ずっと長い間続けているうちに、自然に右の絵のようになるのではな…
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絵画論その20の① 「絵」という言葉による混乱 前篇

絵に関して多くの人が陥っている混乱について、私なりの話をします。 ▼いろいろな絵 いきなりですが、あなたの周りにはどんな絵がありますか?美術館に飾ってあるようなヨーロッパの名画。子供のいたずら描き。祖母の習いごとの絵手紙。学校の風景写生。新聞の風刺画と四コマ漫画。テレビでよく見る、路上パフォーマンスで描く立体的に浮かび上がる絵。…
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絵画論番外編2 デッサンと絵画指導の現場

「絵画論19 デッサンを語ることについて」の続きです。 まだ読んでいない方は先に読んでおいてください。 (今回は2つの絵画論を同時更新しているので注意してください。) 絵画論編集推敲担当: このblogの絵画論の文章は、「論」とついていることからも分かる通り、あえてかなり理屈っぽく書いています。(私の趣味でもあります。)その…
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絵画論19 デッサンを語ることについて

「絵画論18 デッサンは肉体改造!?」の続きです。 ▼弊害 より良い絵を描くための練習のひとつとしてデッサンがあるという話をしています。デッサンをすることで、より良く物を見ることが出来て、より自由に手指が動き、より長い時間単調で細かい作業が出来て、気力体力がつき、頭の中に空間が形成され描きたいものが整理して表現できます。こん…
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絵画論18 デッサンは肉体改造!?

絵に携わるほとんどの人が気になっているかもしれない「デッサン」の存在。それについて私が思っていることを話してみます。 ただし、現実的にかなり複雑な問題を、無理矢理単純化して話しています。 ・(好む好まないに関わらず)絵を描く人全員に関係してくる ・素人にとってとても悩ましくデリケートな問題 ・かなり特殊なので実際にやった…
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絵画論その17 立体論Ⅴ-濃淡で立体を見る-

前回、今回で立体理論は終わりとアナウンスしましたが、間違いでした。 まだまだ説明したいことがあります。 あと何回続くかわからない状況です。 ▼今回の話について 立体的な絵を描くのはとても難しいことです。その理由は、描くこと自体もそうですが、被写体を観察することが難しいからです。立体的なものを立体的にとらえるのは非常に…
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絵画論その16 立体論Ⅳ-空間を描くための心構え-

絵画論の中の立体論の続きです。 ・今回は「現実の光景は立体的で、空間が存在していることを意識することが必要」という話です。これは、「その場の臨場感(風や温度、匂い、音など)を何となく感じよう」ということではありません。絵を立体的に描くための技術として、対象の何をどのようにとらえるとよいか、という話です。 ・実際に行われている…
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絵画論その15 立体論Ⅲ-ふくらみを意識すること-

これまでの流れをまとめてみます。 このブログの絵画論は、絵画を鑑賞する方法や感じる方法をいろいろあげてきました。その一方で実際に絵画を表現する(描く)方法も説明してきました。こちらは 線→平面→立体(最近はこれ) と順に次元を上げています。現在の立体論はこんな感じで進んでいます。 立体論Ⅰ立体に関する雑談 …
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絵画論その14 立体論Ⅱ-写真を見て絵を描くこと-

今回も「立体論」と看板を掲げてしまいましたが、実際は「立体じゃ無い論」かもしれません。「絵画と写真」という、皆さんも一度は気になったことがあるであろう関係に触れます。 ▼写実画と写真は同じ? 絵画を見たときのほめ言葉で、「まるで写真みたいに良く描けている」という言い方があります。この言葉は多くの人が日常的に使っていま…
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絵画論その13 立体論Ⅰ-この世界をどのように見ているか-

平面から立体へ この絵画論では「線から面へ」という流れで話をしてきました。 今回からは、立体の話をします。 ただ、話したいことがあまりにもたくさんあります。 どこからどうやって説明したら良いのか、 正直まとまる気がしません。 なので、思いついた順に話していくことにします。 全体としてまとまりが無いことをご容赦く…
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絵画論12 続、構図の秘密 -幾何現象・視線-

これまでのまとめ→<絵画論記事まとめ> 引き続き、構図のお話です。 ▼絵画におけるモアレという存在 前回、構図によって起こる視線の無意識の動きと画面との関係を説明しました。(絵画論11 構図の秘密)しかし、前回の範囲でしっかりと構図を考えても、それとはまた別の不都合が起こることがあります。 ▲予定外のものが生…
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絵画論その11 構図の秘密

以前、絵画というのは構図が重要だ、構図というのはバランスのことである、と書きました。 (絵画論その4 画面構成(構図)を大切に考える ) 今回はそのことについてお話します。 ぜひ、各イラストをクリックして、そこに描かれた意味を考えてみてください。 キーワードは「視線の制御」です。 ▼構図を考える理由 …
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絵画論その10 元祖・絵画描写再起動実践術

 私は絵画教室を開いています。生徒さんの様子を見ていると、手が止まって悩んでいる様子をよく見ます。 また、どうやっても上手くいかずに袋小路に陥っている方もいます。どうしたらよいのか自分では分からなくなってしまったのでしょう。 この悩みに対して私なりの解決策を提案したいと思います。 ▼筆が止まるのは自分の…
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絵画論その9 「十兎図」 -絵画の段階的変化-

絵を描くことは、筆記用具があれば誰でも始めることが出来ます。 しかし、絵を描くにはいろいろな入り口があるので、ある方法を進めてるうちに他の方法も気になってくるものです。また、何を使って描くのか、どこから描いたらいいのか、次は何を描いたらいいのか・・・。疑問は次から次に生まれてきます。 あまりに自由すぎると、かえって道に迷…
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