テーマ:絵画の技法

松本美術研究所移転のお知らせ

昨年末、突然当研究所絵画教室が入っている 建物の取り壊しを告げられました。何事も良い兆しと考えて、 楽天的に引越し先を探していました。幸いにも多くの方々の 御好意で今の所のすぐ近くに素敵で面白い建物を借りることが 出来ました、そして今日(日付は変わってしまったが)4月2日 絵画教室を無事リニューアル…
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絵画論その27 形が先、色は後

私の絵画論は広い絵の世界の中の、ごく一部の絵に関する理屈を語っています。今回も「自分の体だけを使い、対象を直接観察し、実物の存在感を浮き立たせる絵」を中心とした話になります。 今回の主題は「色にとらわれてはいけない」です。これは私が生徒たちに絵を教えていて、特に気になっているところです。よくある「自分の感性で自由に描け…
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絵画論その27 明るさと目の自動機能

▼目の機能を意識する いきなりですが、皆さんは学生時代、絵の具で絵を描いていて「色が足りなくなった」と思ったことはないでしょうか。例えば植物が多い茂っているところや、単色の建物は、同じ色の部分がたくさんあって、少しずつ色を変えても足りなくなってくるものです。また、立体感のある光景をよく観察して描いても、全体がのっぺりした絵…
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絵画論その26 絵画にはワクが有る

絵画は長方形の枠(わく)の中に描かれます。 そんな枠の存在について語ってみます。 ▼区切る 風景画を描く場面を想像してみましょう。描くために、目の前に広がっている世界を直接観察します。ここで、首を動かせば空や足元を見ることができますし、体をひねれば後ろまで見ることができます。しかし、その広大な光景全てを、一枚の小さ…
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絵画論その25 偶然の取り扱い

「「絵」の世界は広く、種類も様々です。その中で「壁に飾って大勢の人に長年見てもらう」という目的の絵があり、ここではそれを「絵画」と呼んでいます。この目的を満たすためには、自由な絵の世界の中で、縛りや制限が必要となります。これは悪いことではなく、作品を作るための指針となったり、「決められた状況の中でいかに多様な技を発揮するか」という枠組み…
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絵画論18 デッサンは肉体改造!?

絵に携わるほとんどの人が気になっているかもしれない「デッサン」の存在。それについて私が思っていることを話してみます。 ただし、現実的にかなり複雑な問題を、無理矢理単純化して話しています。 ・(好む好まないに関わらず)絵を描く人全員に関係してくる ・素人にとってとても悩ましくデリケートな問題 ・かなり特殊なので実際にやった…
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絵画論その17 立体論Ⅴ-濃淡で立体を見る-

前回、今回で立体理論は終わりとアナウンスしましたが、間違いでした。 まだまだ説明したいことがあります。 あと何回続くかわからない状況です。 ▼今回の話について 立体的な絵を描くのはとても難しいことです。その理由は、描くこと自体もそうですが、被写体を観察することが難しいからです。立体的なものを立体的にとらえるのは非常に…
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絵画論その16 立体論Ⅳ-空間を描くための心構え-

絵画論の中の立体論の続きです。 ・今回は「現実の光景は立体的で、空間が存在していることを意識することが必要」という話です。これは、「その場の臨場感(風や温度、匂い、音など)を何となく感じよう」ということではありません。絵を立体的に描くための技術として、対象の何をどのようにとらえるとよいか、という話です。 ・実際に行われている…
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絵画論その11 構図の秘密

以前、絵画というのは構図が重要だ、構図というのはバランスのことである、と書きました。 (絵画論その4 画面構成(構図)を大切に考える ) 今回はそのことについてお話します。 ぜひ、各イラストをクリックして、そこに描かれた意味を考えてみてください。 キーワードは「視線の制御」です。 ▼構図を考える理由 …
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絵画論その6 地と図は2つで1つ

前回「もの」と定義した、「形のある何か」→「形に見える何か」→「ふだん見慣れた形がものに見える」ということを少し掘り下げてお話します。 A図の左をご覧ください。一般的に黒い部分を人間の横顔として認識すると思います。 (*よくこの手の話で出される通称「ルビンの壺」(図A右)の話ではありません。) これは今までの経…
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絵画論その2 「いい絵」と、それを調べる最も簡単な方法

今回は「いい絵(良い絵)」と呼ばれるものについてお話したいと思います。 ▼誰にとっていい絵なのか いい絵について語るわけですが、あるところにひとつの絵があり、それを100人が100人共いい絵だと感心する、というのはありえないことです。そこが絵の面白いところです。ピカソの絵でも何も感動せず、「こんなの俺でも描けるぞ」と言う人は…
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