うさうさ堂blog

アクセスカウンタ

zoom RSS 絵画論その15 立体論V-ふくらみを意識すること-

<<   作成日時 : 2011/11/30 14:26   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 22 / トラックバック 1 / コメント 2


これまでの流れをまとめてみます。

このブログの絵画論は、絵画を鑑賞する方法や感じる方法をいろいろあげてきました。その一方で実際に絵画を表現する(描く)方法も説明してきました。こちらは

線→平面→立体(最近はこれ)

と順に次元を上げています。現在の立体論はこんな感じで進んでいます。

立体論T立体に関する雑談
   U立体画と写真の違い
   V立体を描く方法 もの1  ←今回
   W立体を描く方法 空間    (予定)
   X立体を描く方法 もの2   (予定)

今回は「絵画論」の「立体論」の「描く方法」の「もの」の「前編」となります。



画像


▼立体=ものと空間
いよいよ現実を立体的に描く方法について考えていきます。一体どうすれば絵が立体に見えるようになるのでしょうか。

私たちの世界は「(立体的な)もの」と、その「ものをとりまく空間」で出来ています。この「ものをとりまく空間」のことは一般に忘れられがちですが、決して忘れてはいけません。立体画を描くには目に見える「もの」だけでなく、その周りのことも考える必要があるからです。以前、絵画論6で地と図の関係というのを説明しました。それは平面でのことでしたが、その考えを立体でも行うのです。ものが図、その周りの空間が地ということになります。立体を描く時も「もの」と「ものをとりまく空間」の両方を描かなければなりません。

ものとものをとりまく空間。この二つは密接に関係しています。「地と図」の時と同様に、両方を同時に意識する必要があります。しかし、ものと、それが存在している場(位置)の空間を同時に描くことは非常に難しく、なかなかとらえにくいところがあります。そもそもこの説明自体も難しいです。そういう事情から、ものと空間を別々に分けて説明しようと思います。

それではまず、「立体的な(一つの)もの」を描くことから始めましょう。



▼「もの」とは塊のこと
この世界にある「もの」を描くためには、単に「よく見る」だけではなかなか上手くいきません。ものを観察して、認識しなければなりません。一体どのように認識すればよいのでしょうか。それは、何か一つのカタマリ(塊)ととらえるのがよいでしょう。大雑把にとらえることが大切なのです。リンゴは丸いカタマリ、鉛筆は円筒形のカタマリ、ビルディングは大きな直方体のカタマリ…といったようにです。

画像


りんごやビルは材質が硬く、形も単純なので想像しやすいと思います。ところがさらに、雲や煙突から出る煙、落下するときの水や葉を茂らせた木など、柔らかかったり一言で言えない形をしているものも、絵を描くときにはカタマリとしてとらえる必要があります。

例えば、絵画教室では花瓶に刺さった花を描くことがあります。この時の皆さんの傾向を見てみると、花瓶のほうは何も言わなくても無意識にカタマリとして描こうとするのですが、花のほうはそうなりません。花は見たままを並べて描いてしまいがちです。

「見たままに描いているのならそれで良いのではないか」と思うかもしれませんが、そうではありません。複雑な花の重なり をごちゃごちゃと描いてしまい、その結果、絵に混乱が生じてします。そこだけ絵が平面的になってしまうのです。他にも、ブロッコリーはカタマリとしてとらえやすいが、草の茂みは平面的に見てしまう(=葉が全部くっついてしまう)といった傾向があります。

画像


このように、立体的なものを描こうとしたはずなのに平面的になってしまうということはよくあります。私はこういった状態を、「(その部分の立体が)つぶれている」と呼んでいます。


▼カタマリとは前後があること
先ほどの例をまとめると、

花や草の茂み=ごちゃごちゃしている=カタマリとしてとらえにくい→見たままに描いてしまう=全体がべったりとしてつぶれてしまう=平面的だから当然立体的な絵にならない

ということになります。逆に、意識的にものをカタマリとして見ると、立体的にとらえることができて、絵も立体的になります。

では何故ものをカタマリとして見ることで立体的な絵になるのでしょうか。それはものの「前後」を意識するようになるからです。

「絵が平面的」とは、すなわち上下左右にしか広がっていないということです。対して「絵が立体的」とは、それに前後の感覚が追加されたということです。だからもしも絵に前後の感覚を与えてやることができれば、その絵は立体的になります。

当たり前だと思うかもしれません。しかし、実際描く立場になると意外と見落としがちになります。(これに気付かなかった人がこれを意識するだけでも絵が立体的になることがあります。)花や茂みは前後の差を気にせず(または気づいていても出来ないまま)描いていたため、絵がつぶれてしまったのです。

ただ、同じカタマリでも、遠くにある場合は少し話が変わってきます。山や月、雲など遠くにあるものを普通に見ても、あまり立体的なカタマリに見えないことがあります。それについては下の囲み記事で解説します。
▼舞台の書割りのような景色
立体のものが平面につぶれてしまうといった話をしています。これは絵の中でのことですが、現実世界でもこれに近い現象を見る時があります。それは双眼鏡(望遠鏡)で遠くを見るときです。それを覗くと遠くのものが大きくはっきりと見えますが、なにかおかしいと思ったことはありませんか?遠くの木々やビルが、なぜか板状であるかのように感じるはずです。それはまるで芝居の舞台道具であるかのようです。まさに前後がつぶれた状態です。

画像


このように見える理由を私は以下のように考えます。(私なりの解釈なので間違っているかもしれません。)

双眼鏡を覗くと遠くの場所での距離が圧縮、省略され、すべてにピントが合ってしまいます。また、距離の前後の幅に対してカタマリの幅がはるかに小さいはずです。その結果、割合的に薄く見えるようになるはずです。。空間自体は目に見えないので、位置関係もずれて頭が混乱してしまうと考えられます。このように距離感覚が狂ってしまうのでしょう。

また、遠くに存在しているものほど平らに見えるようです。一番遠くに見える月はあまりボールのようにに見えないですよね。
画像



▼カタマリの中にある穴(空間)
なぜ花瓶の花や草の茂みはカタマリとしてとらえにくいのでしょうか。それは隙間がたくさんあるからです。人は、ものに隙間や穴があればあるほど、それをカタマリとして認識しにくくなります。

画像


上の図の2つのイ、ロのマツボックリをご覧ください。これらをカタマリとしてとらえると、ほとんど同じ「丸いもの」になるはずです。それを意識せず、普通に描くとどうなってしまうでしょうか。イのほうは細かい傘を描いてしまい、ロよりも平面的になってしまいがちです。同じように描けなくなるのは、イに隙間が多くあるからです。

画像


さらに極端な話もします。上の図をご覧ください。空の箱Aとフタの閉まった箱Bがあります。Bは箱全体を描こうとするけど、Aは箱の壁だけを描いてしまいます。「それ以外何かあるのか?」と思うかもしれませんが、きちんとあります。箱の中に空間(=空気の部分)があります。普通はこのことは無視されがちです。実はAの箱を立体的に描くためには、その壁を描くだけでは不十分なのです。この空間もきちんと存在できるように描かなければならないのです。具体的にどうするのかは次回以降説明します。ここではその存在が無視されがちになる、ということだけ抑えておいてください。


さて、「ものをカタマリとして意識し、前後も表現すれば立体的な絵になる」と説明してきました。もちろんこれは簡単なことではありません。ものをカタマリととらえ、立体的に認識するためのを方法をいろいろ提案してみます。



▼「もの」にふくらみがあることを意識する
繰り返しになりますが、何も考えずに普通に絵を描くと、「もの」はつぶれてしまいます。それはキャンパスが平面だからです。絵を描くことは(始めは)平面に写す作業になるので、それは当然のことです。しかし絵画を立体的に見せるためには、このペッチャンコになったものをどうにかして膨らませ、元の形と同じに見えるように戻さなければなりません。

画像


これは前回の絵画論で触れたことと同じです。写真は現実世界のものも、その隙間も押しつぶしてしまいます。これも写真だけを見て立体的に絵を描くのは大変難しい作業になると言った理由の1つです。

冒頭から繰り返し書いたことなのでしつこいと思うかもしれません。しかしこれを意識しないと話は始まらないのです!

▼「もの」のカゲを描く
「もの」を立体的に見せるためにはカゲを描くことが大切です。

画像


私たちの世界は凸凹があり、光があります。(もしも光が無いとすると真っ暗闇で何も見えません。ものが見えてるということは多かれ少なかれそこには光があるのです。)光があると陰影というものが現れます。 いわゆる「カゲ」のことです。 しかし同じ「カゲ」でも2種類あって、漢字も意味も異なります。「陰」は直接ものによって暗くなった部分です。(もの自身にできる暗くなった部分や暗くなった空間。木陰、「夜」など。)「影」はものが光をさえぎったことによって他の部分に作る、形のある暗い部分です(例えば、人が立って地面に出来た影や影法師、影絵など)。英語でも区別されます。前者は"shade"(シェイド)で後者は"shadow"(シャドウ)です。

ややこしいので、ここで両者を特に区別しないで呼ぶ時は「カゲ」と書くことにします。

カタマリにはカゲができます。これは平面では見られない特徴です。つまり絵にカゲを入れてやれば、ものはより立体に見えるようになります。


▼明るさの段階を意識する
カゲについてもう一歩踏み込んだことを説明します。それは場所ごとに明るさのレベルが分かれるということです。(難しい内容になるので、もしも意味が分からない場合は飛ばしてください。)

非常に単純な場合で説明します。光源は一つで、白い紙に黒い鉛筆で描く状況だと思ってください。(これらの話はまだしていないので、分からない方は気にしないでください。光の強さや色の話です。この「白黒と色の話」もそのうち話す予定です。)そんな状況で立方体を下のように描きました。

画像


図では3つの面が見えています。その面ごとに明るさ(暗さ)が異なっているのを確認してください。すなわち、上の面が一番明るく、手前左の面が一番暗くなっています。手前右の面はその中間です。これは分かると思います。

さて、ここでさらに気にしてほしいことがあります。それは「ある面と同じ明るさ(暗さ)が他の面に現れない」という事実です。例えば、手前右の1面も微妙にいろいろの色の明るさ(濃さ)がありますが、一番明るい部分でも、上の明るい面よりは暗くなっているのです。

つまり、「上の(一番明るい)面の一番暗いところ」より「手前右の(中間の明るさの)面の一番明るい部分」のほうが暗いのです。

暗い面のどんなに明るく見える部分も、明るい面の明るさを超えるように描いてはいけません。もしも暗い面の中に(明るい面のある部分よりも)明るいところが見えてしまっても、それは錯覚です。


このことは疑問に思う方もいるでしょうし、実際にどうやって色を分けるのかなどは次回以降解説します。
(編集担当注:この部分は何回聞いてもよく分からなかったので、この説明で理解できなくても気にしないでください。私も意味(というよりそうなる理由)が分かりません。)




▼カタマリは面で出来ている
平面画の場合、ものとそれ以外に分けるには輪郭線(りんかくせん)を使います。言い換えると、ものは線によって囲まれています。塗り絵を見るとそれはよく分かると思います。

画像


立体画の場合は次元を上げて輪郭面で表します。上の図で説明します。上図内の左側では壷の形を線で書こうとしています。これが平面の世界。右側では壷を面を覆うことで形を作ろうとしています。これが立体の世界です。

ねぶたの作り方を見たことがあるでしょうか。骨組みを大まかに作り、外側に紙を張り付けて形ができてきます。この紙が輪郭面にあたります。このように、輪郭線を書くのではなく輪郭面を描くことで、結果的にものを立体的に描くことになるのです。

▼ものの面のつながりを意識する
立体のものは360度ぐるりと面によって囲まれています。そしてその覆っている面は互いにつながっています。当たり前のようですがこれは大切なことです。なぜならこれを描こうとするとうまく表現できないことがよくあるからです。これを意識しないまま絵を描くと、隣の面とつながりが無くなることがあります。ペリペリと皮がはがれたようになり、カタマリができにくくなります。

また、1つの面の内部でも、きちんと描かないと隙間(空白)ができてしまいます。(これは鉛筆によるデッサン画でよくあります。)

画像


私はこのようなことを防ぐために、絵の中のものの表面をくまなくじっくりと観察していきます。それは蟻がゆっくりと歩いているイメージに近いです。

画像


もしもこの表面で蟻が歩けないように見える部分があったら、そこは面と面がつながっていないということになります。もの(輪郭面)が上手く描けていないのです。このように各面が正しく傾いているか、面と面がきちっとつながっているかを確認しています。


▼斜めの面を意識する
立体には「奥行き」があります。カタマリで言えば「厚み」になります。この奥行きや厚みが表現できれば絵は立体的になります。そのためには「斜めの面」を意識することが良いでしょう。つまり、立体を描くには「斜めの面」を使えばよいのです。ここで言う斜めの面とは、自分から見て前後に傾く面のことです。

画像

↑こういう方向の斜めではありません。

どういうことか、立方体(サイコロの形)を例にとって説明します。下の図は同じ立方体を、見る方向を変えて描いたものです(縮小して図が潰れているので、出来ればクリックして拡大してください)。「一番立体感を感じやすいのはどれか」を意識して見てください。

画像



まずAの場合、これは真正面から描いた図ですが、立方体に見えないでしょう。Bは正面の少し上から見下ろした図。Cはさらに少し右に寄った図です。BよりCのほうが立方体としてはっきり立体に見えるでしょう。

見えている斜めの面の数に注目してみます。A、B、Cそれぞれの図で0枚,2枚,3枚です。 Aの図の、唯一見えている正方形の面は、こちらから見て真正面にあり、斜めの面ではないので「0」になります。AよりもB、BよりもCと、斜めの面が多いほど立体として見えやすくなっています。 これが斜めの面の効果です。 奥行き、厚みを表現するには、こちらから見て斜めに傾いた面をたくさん描くことが重要かつ必要ということです。(ちなみに、この図形はどこから見ても最高3面までしか見えません。)

画像


斜めの面があふれる絵は立体を感じます。

蛇足:三面だけでいいのか
この理屈でいくと、四角錐(ピラミッドの形)や五画錐といったように、見える面を増やせばもっと正確に立体を表現できるのはないかと思う方もいるでしょう。確かに細かくやってもいいのですが、ここで伝えたいことは「最低3つの平面(3つの色)で「もの」が表現できる」ということです。ここでの「もの」とは「丸みのあるものの、こちらから見えている部分」です。できるだけ単純な方法で立体を表現する、ギリギリのラインが3面(3色)だと私は考えるのです。省エネ的発想です。

また、次回以降の話になりますが、絵を描くには大局感をつかむ必要があります。そのためにも、ものが見えている手前の部分だけでなく、後ろ側も含めて把握したいのです。つまり、裏側の部分も箱で囲って欲しいのです。そのためにも、一番分かりやすくてなじみ深い形の直方体で覆うのが一番簡単です。これを基本として、もっと必要だと思った時に面数の多い形で面を増やしていけばいいでしょう。


この話は「同じものを描く場合でも、角度を変えればより立体的に見せやすく(=描きやすく)なる」ということでした。しかし実際は、描く対象を動かせなかったり、見る角度が決められていることが多いでしょう。そのような場合でも以下のようにすればこの考え方を生かすことができます。

▼ものに直方体をかぶせてみる
立体を描くためにはものの形を大雑把に把握する必要があります。そのためには箱(=直方体)をかぶせるという手法が有効です。現実にかぶせるのではなく、そういうイメージを持つのです。


箱をかぶせてものの目安をつける方法

画像


上のようにミカンを1つ、立体的になるように描きました。その際、私は次のようなことを想像しました。まず、ミカンがすっぽり入る箱を想像します。

画像


次に、箱の中で余った部分をナイフで平面的に削り取ります。細かな凸凹や表面の模様は無視して、削る作業を繰り返していきます。するとその箱は大体本物と同じ形になります。つまり頭の中で彫刻をするのです。

大体の形ができたら、光の方向を意識します。平面で出来た形ならばカゲの強さ、方向が頭の中で整理しやすくなります。そっと箱を外し、細かいところを描くと「なんとなく立体的なミカン」が描けます。

注意:上の図は頭の中で浮かべた想像を具体的に絵にしたものです。「皆さんも、このように箱から始めて、順番に絵を描いていってほしい」という指示ではありません。

ものの形を幾何的に想像することはかえって手間が掛かるように思うかもしれません。しかしこれは立体を描くためにはかなり有効な方法で、一般にもよく知られた方法です。


丸みを帯びたものを描くのは難しいことです。それに対して直方体など平面で覆われたものは単純で、形も色(カゲ)も比較的分かりやすい。箱を削り、ものに近づけることによって、ものの形状やカゲの角度の見当がつくようになります。


▼角がこちらを向くようにする

私はこれにさらに一言付け加えたいと思います。それは箱の角(かど)に関することです。

「立体的なものはふくらんでいる」というのは先に説明したとおりです。そのふくらみを極端に尖らしていくと角(かど)になります。 「角は飛び出ている」というのは当たり前のことでしょう。それをもっと強調して、「角はこちら(自分)に向かっている」と考えてほしいのです。先端恐怖症の方のように、ものの角は全てこちらを向いているものだと強く思ってください。

画像


そしてそれを丸いふくらみに還元していただきたいのです。つまり「丸いふくらみはこっちを向いている」と考える、これが立体感を出すポイントになります。

先程ミカンに箱をかぶせるイメージの話をしました。もしも「皆さんもそのイメージを持ってください」と言われたらどうするでしょうか。おそらく先程のBの立方体のようにかぶせてしまうのではないかと思うのです。そうではなく、Cの立方体のように、角がこちらを向くようにかぶせてほしいのです。実際私はそうなるように意識して、箱の角(かど)の位置をこちらに向くようにしました。(もう一度確認してみてください。)

ものにできるだけ立体感を出させるために、箱をかぶせるのです。そのためには角がこちらを向いていると意識することが非常に大切です。ようするに前後の間隔を持ってほしいのです。

角が手前の方にあると、見える面が増え、それらの面は斜めになります。説明したとおり、ものを立体に見せるためには一面より二面、二面よりより三面、と面が多く見えて、なおかつ斜めであるほうがよいのです。皆さんが絵を描くときもぜひこのような想像をしてほしいのです。


リンゴを例にとって描いてみます。
画像


大変大雑把ですがBCそれぞれ箱に入れた場合、二色より三面のほうがなんとな〜く立体ぽい感じが出ていると思います。どんなカタマリでも立体の角が自分の正面に来るようにイメージすることが大切です。




まとめ:
「どうしたら立体的なものを描けるようなるか」という問いに対して「ふくらみを正しく認識しよう」と提案。
立体的なものには厚みがあり、つながった面で覆われている。
それを描くために斜めの面を意識し、カゲを段階的に付けたい。
そのためには箱ををかぶせ、角がこちらを向いていることを想像すると効果的。


続きます。

うさうさ堂の絵画論の一覧<絵画論記事のまとめ>


思いついた話
普通の絵が平面になりがちなのは前後が意識されづらいからという話。しかし絵に限らず、人は上下左右に比べて前後を意識しにくいのではないか。なぜか。それは次のような例があるから。

「鏡はなぜ左右が逆になるのか」という昔からの定番の質問に対する「実は左右ではなく前後が逆になっているのだ」という意外な回答。
ある漫画評論による「書き出しの漫画家は人を左右に動かす絵を描く。上手くなってくると前後移動も描くようになる」という指摘。
「ごぶごぶ」というバラエティ番組で東野浩二がロケ先の「10秒くらい余った時間をつぶさなければいけない」という状況でとった「意味もなく後ろにゆっくり走り、前にゆっくり戻ってくる」という行動と本人による「若手(芸人)は(漫才などで)左右に(走ったりして)画面(に動きを出す効果)を使うが、ベテランになると前後を使う」という解説。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 22
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス
かわいい かわいい

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
<絵画論記事のまとめ>
これまでの絵画論の記事のまとめです。 ...続きを見る
うさうさ堂blog
2011/11/30 14:39

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いやはや、ご苦労様でした。 この絵画論は絵を描いている人が困ったら検索できるようにQ&Aの形にしたら面白いかもしれませんねぇ・・・「疑問があったら、すぐ答えに飛べる」・・・本ではできない形ですね。
マミケン
2011/12/01 20:32
原田桃百
2013/05/16 16:56

コメントする help

ニックネーム
本 文
絵画論その15 立体論V-ふくらみを意識すること- うさうさ堂blog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる